コロナウイルスで世界は、それまでの生活や常識を一変させられました。そして、ビジネス界においても、テレワークとオンライン時代に一気に加速したといわれています。こんな話題は大企業だけの話といわれてきましたが、今や、規模や業種関係なく、すべての企業が真剣に検討すべき事象となっています。
しかし、テレワーク、オンラインは、実は中小企業にとっては負担の部分もあるかと思いますが、いままで課題であったことが、解決にもつながるのです。
例えば、今までは、お客様への訪問をしなければ商談ができなかったことが、事務所にいて、お客様と商談することが、取引関係に弊害にならなくなったことや、Webサイトからのお問合せにメールのやり取りで情報不足があった課題が、オンラインでの打ち合わせによって、相手の顔を見ながら商談が可能になったことで解決につながる、そんな効果が出てきて来ているのです。
今回は、中小企業やフリーランスの方でもそんなに難しくなく、しかも効果があがるオンライン導入方法やその営業方法について解説したいと思います。
■ポイント1 簡単に安く構築できるオンラインの仕組みづくり
オンライン活用で欠かせないのはその仕組みづくりです。
2つの側面から、仕組みを用意する必要がありますが、費用はそんなにかかりません。
・ハード面
オンライン営業に必要なのは、パソコン(カメラ内蔵)または、パソコンと外付けカメラ、イヤホンマイク、そして、インタネット環境です。
・ソフト面
ソフト面では、チャット機能付きホームページ、オンライン会議の導入(Zoomなど無料活用可)などです。
金額的にも、ハード面でインターネット環境以外であれば、パソコン以外で、1万円もかからないでしょう。
ソフト面は、チャット機能のあるホームページは、ワードプレスでのサイトであれば、最初は無料で簡単にチャット機能をつけることができます。
また、オンライン会議システムは、無料で高機能システムが、たくさん出てきました。
特に、オンライン会議システムは、コロナの影響で、認知度も上がり、多くのユーザーがスマホやパソコンにインストールしていることもあり、一気に普及しています。これが、オンラインが活用できる一番の原因かもわかりません。
■ポイント2 効果があがるオンライン営業方法
すでに、既存得意先でも、見込み客対応においても、効果があがるオンライン2ステップ営業法についてお伝えしたいと思います。
・1ステップ お客様からの第一声はチャットを活用
ソフト面でお伝えしましたチャット付きWebサイトなら、いつでもそのチャットで気軽に声をかけてもらえます。メールですと確認しに行かなければなりません。また、新規問い合わせもメールを立ち上げることなく、簡単に問い合わせをいただけます。
・2ステップ 詳細はオンラインでインタラクティブ対応
チャットでは意思伝達が厳しい場合は、オンラインへすぐに切り替えられます。
オンラインのURLをお伝えするだけで、互いに顔を見ながら、お話を進めることができます。さらに、画面共有など情報習得が簡単にしかもオンタイムできるようになっていますので、リアルでのお話合いとあまり変わらない状況になっております。
■ポイント3 Webサイト活用したマーケティングでさらに効果がでます
自社のWebサイトを活用したマーケティングを採用されている企業においては、特に強力なツールとなります。
■まとめ
今まで、商談というと「会社を訪問して、対面で商談する」ことが通例となっていました。いままでも、インターネット会議の活用を提言されてきましたが、しかし、その環境には程遠く、会社を離れられない一人社長の場合は、大きな課題でしたが、コロナウイルスが、このオンライン活用を日常のものとしてくれました。もっといえば、オンライン活用に、中小企業も対応しなくてはいけない時代になったのかもしれません。
しかし、オンライン活用は、そんなハードルが高いものではありません。
ぜひ一度ご参考にしてみてください。
■執筆者プロフィール
顧客獲得型Webマーケティング CtoBデザイン合同会社
代表社員 鈴木 克彦
URL::https://ctobdesign.biz e-mail:k.suzuki@ctobdesign.biz
前職は、創業50年の製造会社の訪問営業責任者。2007年ごろからアナログ営業に限界を感じ、Webマーケティング導入を推進。Webサイト制作スキルやSEOのスキルを身につけ、試行錯誤中で、ネット活用した新規獲得の仕組みが構築される。平均新規獲得は月20件前後、5年間で1200件以上の新規獲得達成。
現在、製造業、飲食業、サロンなど業種を問わず、関東、関西でIT導入での経営変革、Webマーケティングを活用した新規顧客獲得のコンサルティングで活動中
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